真空管アンプの思い出
(映像はお借りしてきましたが)
昔々、LUXMAN MB3045というモノラルパワーアンプを使っていました。
当時、128000円だったと思います。2台買わなきゃ意味がないので、高価なアンプです。そこそこパワーがあり、よくも悪くも真空管らしい音でした。
しかし、8045Gと云う出力管が何ともダメなんです。忘れた頃に壊れる(今風に言うと「プレートが炎上」してる)のです。その度にLUXMANのサービスマンが家にきて管を差し替えて帰るのです。何度もです・・・。そのうち嫌になり処分しました。
今にして思えば、出力管をKT88に換えて使っていればよかったと後悔してます。それから真空管はやめてトランジスター系のアンプを遍歴します。時代はデジタルアンプの出現です。驚きましたLepy LP-2024A+の音・・・
こんな時代になったのか・・・即2台買いました。(フォスのチャンデバも買いました)マルチです。それから現在に至る・・・YAMAHA EC-1と業務用パワーアンプの山です。
月日は過ぎ、ついに「私の耳は豚の耳」・・・私が「劣化」(老化)してきた。
悲し・・・あのボケた音が懐かしい・・・あの灯りが懐かしい・・・昭和が俺を呼んでいる。(このへんがこの文のオチです)で、また真空管アンプ研究が始まったのです。
ああ、私は何処に行くのでしょうか・・・・。